チェーンを適正な長さにカットしてみた
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どうも、MASです。
先日チェーンリングをコンパクトクランクに交換したのですがチェーンの長さを調整していなかったので調整作業の記録です。
実際、変速はできていて問題はないように思いましたが、ダウンヒルでチェーンに負荷が掛かっていないときにチェーンが暴れて落ち着かない感じでした。
チェーンリングは52-36tから50-34tに交換しています。
歯数がアウター、インナー共に小さくなっていますので減った歯数と同じ2リンク分余っている状態だと思われます。
作業前のインナーローはこんな感じです。
アウタートップではプーリーのテンションが低いのが分かります。
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作業開始
自分のロードバイクは完成車の状態でチェーンがコネクティングピンで繋がっていました。
コネクティングピンの周辺は避けてチェーンをカットしていきます。
チェーンカッターに力を入れていくとパキッと音がしてチェーンが切れました。
チェーンカッターにはTOPEAK HexusXを使いましたが問題なく使えました。
汚れていると作業がしづらいので洗浄していきます。
AZのチェーンディグリーザーで洗浄しましたがいまいち綺麗になりませんでした。
砂利感は取れましたがインナーリンクに黒ずみが残っている感じです。
灯油につけるのがよく見る方法ですが灯油がないのでジップバックに入れて遅乾性のパーツクリーナーでもみ洗いしてみました。
ちなみにシマノのマニュアルに速乾性のパーツクリーナーはNGとありますので注意。シルテック加工が剥がれてしまうようです。
クリーナーが残っているのも良くないので食器用洗剤で流してみました。
手で触っても汚れない程度まできれいにできました。
ここからチェーンの長さを調整していきます。
スプロケットが11-30tなので、シマノのマニュアル通りだとディレーラーを通さずに最大スプロケットとフロントのアウターにチェーンを掛けた状態の長さにプラス2リンク必要とあります。
マニュアル通りに2リンクプラスするとインナーリンク同士になってしまうので1リンクプラスで合わせる事にしました。(別のマニュアルだと1〜3リンクプラスとなってから大丈夫かと)
つまり長さ対して1リンクプラスに合わせて、余った2リンクをカットします。
今回は、メンテナンス性を上げるためにチェーンの接続にKMCのミッシングリンクで接続するつもりなので、ミッシングリンクと入れ替える分を含めた3リンクをカットしました。
コネクティングピンを使う場合は余計に切らない様にご注意下さい。
ミッシングリンクはアウタープレートと同じ形をしていて、KMCのミッシングは繰り返し使えるようなので試してみます。
リアディレラーにチェーンを通していきます。
チェーンに裏表がありますので注意です。
文字が刻印されている方が表(外側)でなにも刻印されていない方が裏(内側)です。
接続前ですがミッシングリンクで繋ぐ場合はこの様にインナープレート同士になっていればOKです。
ミッシングリンク用のペンチで左右に力を加えて接続します。
ミッシングリンクにも向きがあって11sの刻印がチェーンの下側にある時に逆さになっているのが正解の様です。
作業終了
左が作業前で右が作業後です。
インナローだとこんな感じで、若干テンションが上がってます。
アウタートップだとこんな感じ。
プーリーが縦に垂直に近い感じになりました。
今回使った工具
HexusXの記事はこちら
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まとめ
チェーンの暴れる感じはなくなりました。
気持ち、変速のスピードが上がった感じがします。
変速時のショックも緩和するかと思ってましたが変わった感じはしないですね。
現車で合わせる必要があるので面倒ですが、チェーンリングやスプロケットを交換した場合に確認しておいた方が良いと思います。
KMCのミッシングリンクに関しては特に違和感なく回っていたのでしばらくは耐久性などをチェックして見たいと思います。
以上になります。
お疲れ様でした。