シマノのSPD-SLペダルをオーバーホールしてみた
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どうも、MASです。
SPDペダルに汚れが溜まっていたのでついでに分解してオーバーホールした時の記録です。
現在使っているペダルはSHIMANO PD-R540-LA(廃盤)という入門用ペダルでクリートがハマりやすいライトアクションのモデルです。
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作業開始
軸の根本にグリスに塗れた砂が溜まっており、錆も出ていたので中がどうなっているか気になるので分解していきます。
使う工具はロックブッシュ戻し(型番TL-PD40)という専用工具とモンキーレンチです。
ロックブッシュ戻しには緩む方向が矢印で記載されており左右のペダルで反対向きになっているので注意です。
ロックブッシュ戻しを軸にはめたらモンキーレンチで挟んで回していきます。
モンキーレンチは36mmまで開く物ならオッケーです。
これぐらい出てくるまでグリグリ回していきます。
シャフトが出てきました。
中は見た目そんなに汚れてないですね。
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シャフトも分解してペーパーウエスとパーツクリーナーで綺麗にグリスを落としていきます。
コツとしてはまずはペーパーウエスでグリスを拭き取れるだけ拭き取ってから仕上げにパーツクリーナーを吹きかけた方が効率よく綺麗にできますよ。
バラした右ペダルがこちらで
バラした左ペダルがこちらです
ペアリングの弾は全部で24個でした。無くさないよう注意です。
ちなみにアルテグラと105のペダルもほぼ同じでデュラエースになるとベアリングの位置が違う様です。
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ゴムパーツを軸に戻してグリスを塗りながら作業していきます。
軸に順番にパーツを戻していきます。
グリスを塗り、ボールベアリングを乗せていく感じです。
軸の外側のボールベアリングは上から球押しになるボルトで挟まないと正規の位置にいかないので鬼門です。
球押しは完全に締めてから8分1戻すくらいでいい感じでした。
最後に球押しを固定するボルト締めて終わりですが15mmのレンチでペダルの軸と10mmのレンチで球押しを固定しながら最後のボルトを締めていくのが正解です。
軸をペダルに戻して作業終了です。
まとめ
お疲れ様でした。
新品の時よりクルクル回る様になりました。
買ったばかりで回転が渋い時もグリスを入れ替えて仕舞えば良さそうです。
そういえば購入当初に回りが悪く停車時に爪先が上を向かなくてクリートが嵌めずらかったのでそんな時にも有効かなと思いました。